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米空軍4機が偵察飛行 北韓けん制か

ニュース2019-12-25
米空軍4機が偵察飛行 北韓けん制か

北韓が非核化交渉をめぐり「クリスマスプレゼント」として何らかの措置を取る可能性を示唆していることから、アメリカ軍は韓半島周辺に展開する偵察機を増やし、警戒を強めています。
民間の航空追跡サイト「エアクラフト・スポット」によりますと、アメリカ空軍の偵察機RC135WやE8Cなど4機が24日と25日早朝に韓半島上空を飛行したということです。
4機が一斉に出動するのは異例のことで、ICBM=大陸間弾道ミサイルや潜水艦発射弾道ミサイルなどの発射の兆しがないか、北韓の地上と海上を細かく監視したものとみられています。
アメリカ軍の偵察機は、普段も北韓を監視する活動を行っていますが、24日と25日は意図的に位置情報を明かして飛行しており、挑発をほのめかす北韓をけん制する狙いがあるものとみられています。
今のところ、北韓が大陸間弾道ミサイルなどの発射実験を行う兆しはみられていませんが、アメリカ空軍は現地時間でクリスマスが過ぎるまで偵察活動を展開するものとみられます。

[Photo : YONHAP News]

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