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在韓米軍の特殊偵察機が江原道上空など飛行 北韓の通信傍受目的か

ニュース2020-02-06
在韓米軍の特殊偵察機が江原道上空など飛行 北韓の通信傍受目的か

韓国駐留アメリカ軍の特殊偵察機「RC-12X」が6日、韓国の首都圏や江原道(カンウォンド)上空を飛行したことがわかりました。
民間の航空追跡サイト「SR Airband & Aviation」によりますと、「RC-12X」は6日、烏山(オサン)のアメリカ空軍基地から離陸し、京畿道(キョンギド)利川、江原道春川(チュンチョン)、束草(ソクチョ)一帯の上空を飛行したということです。
「RC-12X」は、電子偵察機で、敵の通信を受信・記録する通信傍受が主な任務とされます。
韓国メディアの報道によりますと、「RC-12X」は韓国駐留アメリカ軍の軍事情報旅団に5機が配備されていますが、去年5機が追加配備されたということです。
この偵察機が自らの位置を識別できる装置を作動したまま飛行したのは、ことしに入って初めてです。
偵察機の飛行は、新型コロナウイルスの感染拡大に関連して北韓の動きを把握するためという見方が一部に出ています。
北韓はこれまで、新型コロナウイルスの感染者は一人も出ていないとしていますが、流入の可能性が絶えず指摘されています。

[Photo : YONHAP News]

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