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韓米局長級協議 北韓への個人旅行・鉄道連結などについて議論

ニュース2020-02-11
韓米局長級協議 北韓への個人旅行・鉄道連結などについて議論

韓国とアメリカは10日、韓米局長級協議を開き、北韓をめぐる問題について議論しました。
協議は10日、外交部で行われ、外交部の李東烈(イ・ドンリョル)平和外交企画団長とアメリカのアレックス・ウォン国務次官補代理が出席しました。
協議のあと、外交部の当局者は、「双方は南北関係と米朝対話の動向を含め、北の核問題などに関する懸案について幅広く議論した」と述べました。
協議で、韓国は、北韓への個人旅行や南北の鉄道・道路の連結、南北軍事境界線を挟む非武装地帯の平和地帯化など、南北協力事業の推進方向について説明し、アメリカの協力を求めたもようです。
このうち、個人旅行について、韓国は、北韓からの戦争避難民と朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族を優先して推進する考えを強調したものとみられます。
ウォン氏は、9日午後に韓国入りしており、外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長と面会しています。
アメリカ政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA) は、アメリカはウォン氏の韓国訪問をきっかけに、米朝対話の再開に向けた方策や役割分担について韓国と協議する考えであるという見方を伝えています。
ウォン氏は、去年12月に国務副長官に就任したビーガン対北韓政策特別代表に代わって、事実上、アメリカの北韓政策を指揮しています。
ウォン氏は、12日まで韓国に滞在し、大統領府青瓦台や統一部の当局者などとも会う予定です。

[Photo : YONHAP News]

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