北韓の飛翔体発射翌日 米軍偵察機が韓半島上空を飛行

北韓が2日、韓半島東の海、東海に向けて飛翔体2発を発射した翌日、アメリカ軍の偵察機が韓半島の上空を飛行したことがわかりました。
民間の航空追跡サイト「エアクラフト・スポット」によりますと、アメリカ空軍の偵察機「RC-135W」が3日、韓半島上空の高度9400メートルを飛行しました。具体的な時間は明らかにしていません。
RC-135Wは、遠距離からでも弾道ミサイルの軌跡を追跡できる最先端の偵察機で、今回の飛行は、北韓が飛翔体を発射したことを受け、追加の発射の兆しがあるか監視するほか、挑発行為をした北韓へ警告のメッセージを送る狙いがあったとみられます。
北韓が発射した飛翔体について、韓国軍合同参謀本部は、「2日午後0時37分ごろ、東部の江原道元山(ウォンサン)付近から東の海、東海に向けて2発を発射した。飛距離はおよそ240キロ、高度は3万5,000メートルだった」として、短距離弾道ミサイルであると推定しています。
[Photo : KBS]