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北韓が飛翔体数発を発射 合同参謀本部

ニュース2020-04-14
北韓が飛翔体数発を発射 合同参謀本部

韓国軍の合同参謀本部は14日、「北韓が今朝、江原道(カンウォンド)・文川(ムンチョン)市付近から、韓半島の東の海、東海に向けて短距離巡航ミサイルと推定される飛翔体を数発発射した」と明らかにしました。
合同参謀本部は、「北韓の追加の軍事動向を注視し、確固たる防衛態勢を維持している」と強調しました。
韓米情報当局は、飛翔体の詳細なデータを綿密に分析しています。
北韓は15日、故・金日成国家主席の誕生日を記念する「太陽節」で、それを前に新型コロナウイルスの影響がないことをアピールしつつ、軍事力を強化する姿勢を内外に示す狙いもあるものとみられます。
北韓は先月29日にも、「超大型放射砲」だとする飛翔体を東海に向けて発射していて、飛翔体の発射は、今年に入り5回目となります。
北韓の労働党機関紙「労働新聞」は先月29日の発射については、「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」の発射実験だと報じ、発射場面の写真を公開しています。
今回の飛翔体が合同参謀本部の見方のとおり巡航ミサイルであるとすると、2017年6月8日以降、およそ3年ぶりに巡航ミサイルを発射したことになります。
その当時、江原道・元山(ウォンサン)市付近から北東に発射された巡航ミサイルは、飛行距離がおよそ200キロ、高度はおよそ2キロだったと推定されています。

[Photo : YONHAP News]

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