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北韓メディア 韓国で「フェイクニュースが横行」と批判

ニュース2020-05-06
北韓メディア 韓国で「フェイクニュースが横行」と批判

北韓のメディアは、韓国で保守勢力の先導によりフェイクニュースが拡散している指摘し、強く非難しました。
北韓の対外宣伝メディア「メアリ」は5日、「南朝鮮でフェイクニュースが横行、保守系メディアが先導」と題した記事を掲載し、「南朝鮮で、日々拡散しているフェイクニュースが人々を混乱に陥れている」と指摘しました。
そのうえで 「南朝鮮の保守勢力は、ユーチューブをはじめとするネット放送を大々的に配信しており、表現の自由という名目の下で、当局に不利なフェイクニュースを拡散させるのに熱を上げている」としたほか「保守系メディアがフェイクニュースをまるで事実のようにでっちあげて流しており、人々は、どれが真実でどれが嘘であるか、見抜くことができない事態に陥っている」として、保守政党や保守系メディアを非難しました。
「メアリ」は、フェイクニュースの内容については、言及しませんでしたが、今回の批判には、最近韓国で、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の健康を巡って、重体説や死亡説が浮上していたことが背景にあるとみられます。
金委員長は、4月11日に開かれた党中央委員会政治局会議に出席したのを最後に、公の場に姿を現さず、国外では金委員長の健康を巡って様々な憶測が出ていましたが、今月1日、20日ぶりに公開活動を再開し、健在であることを示しました。

[Photo : YONHAP News]

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