米情報機関トップの指名者 「北韓の核兵器・運搬システムに懸念」
アメリカ国家情報局(DNI)のトップ・国家情報長官に指名された与党共和党のジョン・ラトクリフ下院議員が北韓の核兵器の保有とその運搬システムの開発に深い懸念を示しました。
ラトクリフ議員は5日に開かれた上院情報特別委員会の人事承認公聴会で、中国の5G=第5世代移動通信システムにもとづく機密の漏えいの可能性などアメリカが直面している7つの脅威について説明しました。
そのなかで、ラトクリフ議員は、北韓が核兵器を保有し、これを搭載して発射するシステムの開発を続けていることは依然として深い懸念を生んでいると話しました。
アメリカが注目すべき安全保障上の懸案として、北韓の核能力の強化をはじめ、地上や水中発射能力を含む多様な運搬手段の開発を挙げたものです。
また事前に提出した回答書では、北韓が核兵器の保有を、政権維持や国際社会での地位を強化するために欠かせない手段とみているとの認識を示しています。
アメリカ国家情報局は2001年9月11日の同時多発テロ以降、アメリカの情報機関を統括するために設けられた組織です。
[Photo : YONHAP News]
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