政府 「南北鉄道連結事業、アメリカとの協議対象ではない」

統一部は、東海北部線の一部の区間をつなげる南北鉄道連結事業について、鉄道を連結する区間は、韓国側の地域であるため、アメリカと協議する事案ではないという考えを示しました。
統一部は6日、定例の記者会見で、南北鉄道連結事業を巡り、韓国とアメリカの間で協議されているのかという質問に対して、このように答えました。
東海北部線は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が掲げるいわゆる「東アジア鉄道共同体」構想の軸となる路線で、現在途切れている 江陵(カンヌン)から猪津(チェジン)までの区間をつなげば、列車に乗って釜山を出発すると、北韓を経由して、ロシアやヨーロッパに行くことができます。
政府は、先月23日、この事業を南北交流協力事業として承認し、27日には、事業再開を記念する「東海北部線推進記念式」を行うなど、南北鉄道連結事業に積極的に取り組む姿勢を示しています。
[Photo : YONHAP News]