北韓にSLBM挑発の兆しか 潜水艦基地の設備に動き
北韓東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)にある新浦(シンポ)造船所でSLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの開発に使われる設備の存在が確認されたことがわかりました。
この設備は水中射出装置と呼ばれるもので、潜水艦に搭載されたミサイルを水面上で点火するための設備です。
国家情報院が6日、非公開で開かれた国会の情報委員会で明らかにしたもので、会議に参加した議員によりますと、北韓の潜水艦建造基地である新浦造船所でSLBM開発に使われる水中射出装置が持続的に確認されているということです。そのうえで国家情報院は「北韓が去年、公開した新型潜水艦の進水に関する動向を注視している」と明らかにしたということです。
一方、この新型潜水艦は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が去年7月に視察したものと見られていますが、北韓はこの潜水艦について、「近く進水する」と主張しています。
北韓がSLBMを搭載した潜水艦を建造したとすると、ICBM=大陸間弾道ミサイルに匹敵する新たな核の脅威となる恐れがあります。
[Photo : KBS News]
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