北韓軍 非武装地帯の監視所に兵士投入
北韓軍は17日、韓国軍との合意のもとで非武装化した地域に再び軍を配備するとしていましたが、DMZ=非武装地帯の一部の監視所に兵力を配置する動きがあったことが明らかになりました。
18日、複数の政府消息筋によりますと、北韓軍は17日の午後からDMZ北部一帯にある監視所「民警哨所」数か所に兵士とみられる軍人を配置しました。
これらの監視所は、南北軍事合意のあと兵士は撤収していましたが、17日に北韓軍総参謀部が非武装地帯に軍を投入し、警戒レベルを「1号戦闘勤務体系」へ引き上げると発表したあとに、配置されたものとみられます。
北韓軍の「1号戦闘勤務体系」は、兵士たちに実弾を支給して戦闘に備える、最高レベルの警戒任務体制だということです。
北韓は、南北の首脳が合意した「9.19南北軍事合意」以降、NLL=北方限界線付近での機動訓練を控えてきましたが、北韓の予告通り、実際に訓練が行われる場合、武力衝突に繋がる可能性もゼロではありません。
国防部は、北韓の軍事行動の予告について、「北韓が軍事的な挑発行為を行えば、必ず対価を払うことになる」として警告しています。
[Photo : YONHAP News]
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