国連 新型コロナ対策用物品の北韓への支援を制裁対象から除外
国連安全保障理事会の北韓制裁委員会は、韓国の民間団体が申請していた新型コロナウイルス感染症対策用の物品の北韓への支援について、制裁対象から除外しました。
北韓制裁委員会が21日、発表したところによりますと、韓国の民間団体「南北経済協力研究所」が今月15日に申請していた、北韓北西部の平安北道(ピョンアンブクド)にある学校や病院など公共施設へのサーモグラフィーの支援について、17日、制裁対象からの除外を承認したということです。
体温を感知するサーモグラフィーは国連安全保障理事会の決議によって、北韓への持ち込みが禁じられています。
北韓制裁委員会は、南北経済協力研究所の支援目的を「地域単位基盤の感染事例を識別するためのもの」と判断し、除外を承認しました。
この団体は、中国メーカーが生産するサーモグラフィーを調達し、北韓に送る予定だということです。
制裁対象からの除外は、承認された日から6か月以内となる来年1月17日まで有効です。
[Photo : YONHAP News]
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