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韓米連合司令官 「ことし韓国に新たなミサイル防御システムを配備する」

ニュース2021-03-12
韓米連合司令官 「ことし韓国に新たなミサイル防御システムを配備する」

韓国駐留アメリカ軍のロバート・エイブラムス司令官は、年内に、弾道ミサイルを防御する新たなシステムを、韓国に配備すると発言し、注目を集めています。
アメリカのメディアによりますと、エイブラムス司令官は現地時間の10日、下院軍事委員会の聴聞会で、「MDA=アメリカミサイル防衛局が、3つの能力を開発している。一つはすでに韓国に配備され、残り2つも年内に配備が進められる。我々の弾道ミサイル防御能力を改善させるだろう」と述べました。
エイブラムス司令官は、3つの能力が、具大的に何を意味するかは明らかにしていませんが、「韓国にすでに配備された」とする1つは、慶尚北道(キョンサンブクド)星州(ソンジュ)に配備された高高度防衛ミサイル・サードを指しているものとみられます。
一方、韓国国防部は、アメリカ側はミサイル防御システムの追加の配備は計画していないと、エイブラムス司令官の発言を否認しました。
国防部の関係者は、「韓米の防衛当局は、韓半島で展開されるアメリカ軍の戦力について、緊密な協力体制を維持している。韓米防衛当局は、さらなるミサイル防衛
システムの配備を協議したことはなく、アメリカ側も追加の配備計画を立てていないと認識している」と説明しました。

[Photo : YONHAP News]

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