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韓米合同空中訓練 1日から非公開で実施

ニュース2021-11-01
韓米合同空中訓練 1日から非公開で実施

韓国軍とアメリカ軍は、1日から戦闘機を使った合同空中訓練を非公開で実施していることがわかりました。 
韓国軍の消息筋によりますと、韓米は1日から5日まで、合同空中訓練の「戦闘準備態勢総合訓練」を非公開で行うということです。
訓練には、韓国空軍の戦闘機「F-15K」と「KF-16」、アメリカ空軍の戦闘機「F-16」などをはじめ、両国からそれぞれおよそ100機ずつが参加します。
ただ、アメリカ本土から展開される戦力はないということです。
韓米は毎年12月に大規模な合同空中訓練の「ビジラント・エース」を実施してきましたが、南北や米朝の対話ムードがつくられた2018年から、規模を縮小した「戦闘準備態勢総合訓練」に代えて実施しています。
規模が縮小し、非公開となったことから、北韓の反応をうかがっているという見方も出ています。
両国軍は、訓練の日程については発表していませんが、これまでより規模を縮小して実施するとみられます。
北韓は最近、北韓の軍備増強に対する批判を「二重基準」だと非難し続けていることから、今回も反発する可能性があります。
韓国空軍の関係者は、「韓米合同軍事演習は、年間の計画にもとづいて、バランスよく実施されている。この訓練は非公開の訓練で、詳細については言及できないことを了承してほしい」として言及を避けました。また「今後も新型コロナの感染状況などを考慮し、年間のバランスを取りながら実施する」と話しました。

[Photo : YONHAP News]

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