米国務次官補が来韓へ

10日に韓国を訪れるアメリカ国務省のクリテンブリンク東アジア・太平洋担当次官補は、北韓の核開発への対応や韓半島の非核化など、幅広い懸案について韓国政府と協議するもようです。
アメリカ国務省の報道官が現地時間の8日、定例の会見で発表したところによりますと、クリテンブリンク次官補は「韓国を訪れた際、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国連総会で提案した「韓国戦争の終戦宣言」について協議するかどうか」という質問に対して、「北韓の核やミサイルの脅威が議題になるのは確かで、韓半島の完全な非核化を進展させようとするアメリカの戦略についても議論することになるだろう」と答えました。
そして「同盟国の韓国とアメリカの関係は、深く、幅広いため、韓米間で議論する懸案は数多い」と話しました。
日本を訪れているクリテンブリンク次官補は10日から3日間、韓国を訪れる予定です。
クリテンブリンク次官補をめぐっては、与党「共に民主党」の公認候補、李在明(イ・ジェミョン)氏が11日に会う予定で、野党「国民の党」の公認候補、尹錫悦(ユン・ソンニョル)氏も、翌12日に会うことで調整しているとされます。
★2021年11月11日修正
[Photo : YONHAP News]