ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

「韓米で終戦宣言の文案について意見交換」 駐米大使

ニュース2021-11-10
「韓米で終戦宣言の文案について意見交換」 駐米大使

李秀赫(イ・スヒョク)アメリカ駐在韓国大使は現地時間の9日、終戦宣言問題と関連して韓米間で緊密に協議していると明らかにしました。
李大使はこの日、アメリカ・ワシントンの韓国文化院で行われた記者懇談会で、「韓米間で終戦宣言の文案などについて意見交換している」としたうえで、「終戦宣言問題について積極的かつ創意的な取り組みを続けている」と話しました。
そして、「韓米間の協力の地理的範囲についても緊密に協議している」とし、「地理的範囲の拡張は、インド太平洋での協力を含めた全世界的な関心事項に対する韓国政府の参加を意味する」と説明しました。
文大統領が終戦宣言を提案して以降、韓国外交部とアメリカ国務省、大統領府青瓦台とホワイトハウスが中心となって終戦宣言に関する協議が進められています。
政府は終戦宣言が採択された際の影響や長所と短所を検討し、不安要素を取り除く方向で交渉を進めていますが、韓米間で最終合意に至っていないだけに、北韓とは直接議論していないとされています。
また、中国が終戦宣言に参加するかについても、韓米間での協議が一段落したら議論するものとみられます。
李大使は、「アメリカは韓国の地位を高く評価しており、同盟として韓国を信頼できるパートナーと認識している」とし、「韓半島問題については、われわれが当事者意識を持って意見を積極的に出しており、アメリカの実用的で包括的な対北韓制裁を導き出すうえでもわれわれの意見が反映された」と強調しました。
また、「韓半島問題と関連した協力が更に強力になっている」としたうえで、アメリカが公開した「調整された実用的なアプローチ」という対北韓政策の基調にも韓国政府の立場が反映されたと付け加えました。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース