米など6か国が北韓ミサイル発射に非難声明 外交部も賛同

北韓が5日、弾道ミサイルを発射したことに対して、アメリカや日本、ヨーロッパ諸国の国連大使が非難声明を出したことについて、韓国外交部は「懸念を共有する」とし賛同する立場を表明しました。
外交部の当局者は11日、「北韓の弾道ミサイル発射に対する懸念を共有し、情勢の安定が重要な時期であるだけに、北韓は危険な行動を自制し対話の場に戻ることを求める」と述べました。
アメリカ、日本、イギリス、フランスなど6か国は国連安全保障理事会の非公開会合の開催を前にして、現地時間の10日、声明を出し、「北韓の弾道ミサイル発射は、安保理決議の明確な違反だ」として、非難しました。
また、「われわれの目標は、完全かつ検証可能で不可逆的な非核化(CVID)で、この目標に向けて真摯かつ持続的に外交に関与する準備ができている」としたうえで、「対話と平和を選択するのは北韓だ」と強調しました。
国連安保理が北韓のミサイル発射をめぐって非公開会合を開き、対応策を議論したことについて、外交部は「韓国政府はアメリカをはじめとする主な安保理理事国と韓半島情勢の現在と今後の対応方向について緊密にコミュニケーションをとっている」と明らかにしました。
[Photo : YONHAP News]