韓日米連携批判して抑止力強化を正当化 北韓メディア

北韓のメディアは、韓日米3か国の連携は北韓への敵視政策の象徴だとし、北韓が軍事力を強化するのは正当な行為だと主張しました。
北韓の対外向け週刊誌「統一新報」は20日、「韓米同盟と日米同盟が韓日米3国の連携強化に拡大しているのは、北韓の軍事力が彼らの侵略野望の実現に負担になっているためだ」と主張しました。
そのうえで、「北韓への敵視政策とアジア太平洋戦略が水の泡になる可能性があるという不安と焦りが強くなっている」とし、「敵対勢力の政治・軍事的結託の強化は、共和国が自衛的抑止力を強化することがいかに正当であるかを確認させてくれる」と付け加えました。
また、先月行われた韓国海軍の海難救助隊の訓練や、来月タイで実施される予定の多国間合同演習「コブラゴールド」などについて言及しました。
そして、「韓半島の周辺で繰り広げられている演習は、南朝鮮、アメリカ、日本の間の軍事的・政治的結託がさらに強化されていることを物語っている」とし、これらの演習は北韓をターゲットにしていると主張しました。
[Photo : YONHAP News]