統一部 離散家族の遺伝子検査に7億9千万ウォン拠出へ

統一部は18日、韓国戦争などで生き別れになった南北の離散家族の血縁関係を調べるための遺伝子検査事業に、南北協力基金から7億900万ウォンを拠出すると発表しました。
この事業は、 韓国戦争などで生き別れになった世代の高齢化が進んでいることを受け、この世代が亡くなった後にも、子孫の血縁関係を確認できるようにすることを目的に、離散家族の血液、唾液、髪の毛などの確保を進めています。2014年から始まったこの事業には、これまでに2万5千人余りの離散家族が参加しました。
ことしは、1500人が事業への参加を希望してるとのことです。
統一部は、離散家族の高齢化を踏まえ、離散家族の再会が速やかに行われるよう、今後も取り組んでいくと話しています。
[Photo : YONHAP News]