ことしの秋、新型コロナの感染拡大後、初めて開かれるアジア大会に、北韓も参加するもようです。 
 
大会開幕まであと100日となった14日、中国政府が記者会見を開き明らかにしたところによりますと、中国浙江省杭州で9月に開幕する大会には、アジア・オリンピック評議会に加盟する45の国と地域のすべてが参加登録したということです。
 
北韓もこの評議会に加盟しています。
 
北韓はことし4月、アジア大会の開催に向け杭州で開かれた事前会議で、参加の意向を表明しています。
 
北韓は、新型コロナウイルスの感染が広がったあとは、国際的な行事に参加していませんでした。
 
一方、韓国も選手、コーチを含めてこれまででもっとも多い1180人の選手団を派遣します。
 
第19回杭州アジア大会は、去年9月に開幕する予定でしたが、新型コロナの影響で1年延期となり、ことし9月23日に開幕し、10月8日に閉幕します。
 
杭州をはじめ寧波、温州、湖州、紹興、金華の浙江省６都市の競技場で開催され、選手たちは、40競技61種目で483個のメダルをかけて競います。

[Photo : YONHAP News]