韓日米 ミサイル防衛訓練実施 北のICBMに対応
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韓国と日本、アメリカの3か国が、北韓の核と弾道ミサイルによる挑発に対応するための海上ミサイル防衛訓練を、韓半島東の海、東海(トンヘ)の公海上で行いました。北韓が12日にICBM=大陸間弾道ミサイルを発射したことを受け、韓日米の結束を誇示し、北韓をけん制する狙いがあるものとみられます。
今回の訓練には、韓国海軍のイージス駆逐艦「栗谷李珥(ユルゴク・イ・イ)」、アメリカ海軍のイージス駆逐艦「ジョン・フィン」、日本の海上自衛隊の護衛艦「まや」が参加しました。
訓練では、北韓の弾道ミサイルによる挑発を想定し、仮想のミサイルの標的に3か国の艦艇が対応する際の一連の流れを集中的に確認したということです。
尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足後、韓日米3か国が海上でミサイル防衛訓練を行ったのは、去年10月とことし2月、4月に続いて4回目です。
訓練に参加した韓国海軍のイージス駆逐艦の艦長は、「韓日米の安保協力を向上させるきっかけになった」としたうえで、「今後も3か国の協力をもとに、北韓の核とミサイルの脅威に効果的に対応していく」と述べました。
[Photo : YONHAP News]