アメリカ下院の外交委員長は、アメリカが韓国に戦略原子力潜水艦を派遣したのは、中国による台湾侵攻を抑止する目的もあったという見解を示しました。  
 
アメリカ議会下院のマッコール外交委員長は現地時間の23日、ABCニュースとのインタビューで、アメリカの戦略原子力潜水艦「ケンタッキー」が最近、釜山に寄港したことについて、「北韓のミサイル発射だけでなく、中国の台湾への攻撃的な姿勢も目の当たりにしている」と話しました。
 
マッコール委員長はまた、「北韓と習近平国家主席に、もし彼らが軍事攻撃を行えば、どんな結果を招くかわからせなければならない」と強調しました。
 
戦略爆撃機やICBM=大陸間弾道ミサイルとともにアメリアの核の3軸を担う戦略原子力潜水艦は、韓米間のワシントン宣言の履行という観点から、「ケンタッキー」が今月18日から21日まで釜山に寄港しています。
 
一方、24日には、アメリカの原子力潜水艦「アナポリス」が、済州島の海軍基地に入港しました。
 
「アナポリス」は、「ケンタッキー」とは異なり、核兵器を搭載しません。
 
「アナポリス」は去年9月に韓半島東の海、東海（トンヘ）の公海上で行われた韓日米の対潜水艦訓練に参加しています。

[Photo : YONHAP News]