NPT再検討会議準備委 北韓の核とミサイルの挑発を強く非難
NPT=核拡散防止条約再検討会議の準備委員会は、北韓が弾道ミサイルの発射や核兵器の開発を続けていることに対して、強く非難し、国際的義務を守るよう促しました。
オーストリアのウィーンで開かれているNPT=核拡散防止条約再検討会議の第1回目の準備委員会で、韓国を含む74の参加国は、北韓に国際的義務を守るよう促す共同声明を発表しました。
声明では、北韓に対して、「核活動や、核施設を拡大、改造しようとするすべての努力を止めるべきだ。すべての核兵器、弾道ミサイル、そして関連するプログラムを完全かつ検証可能で不可逆的な方式で放棄するための具体的な措置を取らなければならない」と求めました。
また、「韓半島の持続可能な平和に向けたあらゆる努力を引き続き支持する」としたうえで、北韓に対して、アメリカや韓国、日本を含む当事国が提案している対話に応じるよう促しました。
さらに、「2006年と2009年の国連安保理決議、2010年のNPT運用検討会議の最終文書に明記されている通り、北韓はNPTのもとで核兵器保有国の地位を持つことはできず、今後も持つことはないことを再確認する」と強調しました。
[Photo : YONHAP News]