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米空軍が韓半島に偵察機展開 北韓の衛星打ち上げ予告受け

ニュース2023-08-23
米空軍が韓半島に偵察機展開 北韓の衛星打ち上げ予告受け

北韓が軍事偵察用とみられる人工衛星の打ち上げを予告したことを受けて、アメリカ軍は韓半島の上空に偵察機を展開しました。韓国軍は、海上の監視を強化しています。 
 
複数の航空機追跡サイトによりますと、沖縄から出動したアメリカ空軍の偵察機「RC-135V」は22日、京畿道(キョンギド)南楊州(ナミャンジュ)から韓半島西の海、西海(ソヘ)の方向へ飛行しました。
 
この偵察機は、数百キロ離れたところからでもミサイルの発射準備の信号を捉えることができます。
 
北韓は22日未明、今月24日から31日の間に人工衛星を打ち上げると日本の海上保安庁に通告し、西海(ソヘ)の2か所と、フィリピン・ルソン島の東側1か所の合わせて3か所に、危険区域を設定しました。
 
北韓はことし5月、偵察衛星を搭載した衛星運搬ロケット「千里馬(チョルリマ)1」を発射しましたが、ロケットは途中で墜落し、西海に浮かぶ韓国西部の島、於青島(オチョンド)の西200キロメートルの海上に残骸が落下しました。
 
韓国軍は、北韓の打ち上げ予告を受けて、西海上に弾道ミサイルの探知と追跡が可能なイージス駆逐艦を配置するなど、監視体勢を強化しています。

*8月24日修正

[Photo : YONHAP News]

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