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合同参謀本部「北韓の衛星打ち上げは新たな発射場から」

ニュース2023-08-24
合同参謀本部「北韓の衛星打ち上げは新たな発射場から」

韓国軍の合同参謀本部は、北韓の偵察衛星の打ち上げについて、既存の発射場ではなく、新たに建設した発射場で行われたという見方を示しました。  
 
合同参謀本部の関係者は、記者団に対して、北韓の偵察衛星の打ち上げは、北西部の平安北道(ピョンアンブクド)東倉里(トンチャンリ)にある既存の西海(ソへ)衛星発射場でなく、そこから3キロほど離れた海沿いに新たに建設した発射場で行われたという見方を示しました。
 
打ち上げが未明に行われたことについては、「韓国の監視から逃れるためだろう」と分析しました。
 
合同参謀本部は、「この衛星を搭載した『宇宙発射体』の残骸を収集するため、西海上にあらかじめ航空機や艦艇を配備していた。韓国の近海では韓国軍が捜索と引き揚げを行い、遠海ではアメリカ軍が行う方向で協議を進めている」と述べました。
 
外交部によりますと、朴振(パク・チン)長官とブリンケン国務長官、林外務大臣は電話で会談し、北韓の偵察衛星の打ち上げは、国際社会に対する明白で深刻な挑戦だという認識で一致したということです。
 
3か国の外相は、先週アメリカで行われた首脳会談で合意されたミサイル警報情報のリアルタイムでの共有、ミサイル防衛での協力強化、3か国の軍事訓練の定例化を綿密に検討し進めていくことを確認しました。

[Photo : YONHAP News]

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