韓国と日本、アメリカの3か国の防衛相は、北韓のミサイル発射に関する情報共有をめぐる協力を加速させることで合意しました。 
 
国防部によりますと、李鐘燮（イ・ジョンソプ）国防部長官は7日夜、日本の浜田防衛相、アメリカのオースティン国防長官と電話で協議しました。
 
協議では、先月18日にワシントン近郊の山荘キャンプデービッドで開かれた韓日米首脳会談を受け、国防分野における合意の履行策が話し合われ、北韓のミサイル発射に関する情報をリアルタイムで共有する仕組みの運用を年内に開始するために、3か国間の実務協議を加速することで一致しました。
 
また、北韓の核とミサイルの脅威に対する防衛措置の一環として、3か国による合同訓練の多年度計画を早期に策定し、実施することで一致しました。
 
北韓が先月24日に衛星の打ち上げを試みたことについては、「弾道ミサイル技術を利用した衛星の打ち上げを禁じた安保理決議に違反するもので、韓半島と地域の平和と安定を損なう挑発だ」と非難しました。
 
この打ち上げは失敗し、北韓は来月の再打ち上げを予告していることから、韓日米は国防当局間で緊密に情報を共有し、共同で対応する方針です。

[Photo : KBS News]