政府は10日開かれた「第2回国家情報化戦略委員会」で、韓国の情報化を進める上で課題となる10の項目を選定して発表しました。
今回課題として発表されたのは▼総合的な知識インフラの構築、▼低炭素グリーン成長、▼情報通信技術（IT）分野での新しい産業の育成、▼コンピュータを利用して行政の効率化をはかる電子政府の高度化、▼IT分野での国際協力の強化、▼情報セキュリティなどです。
会議を主催した鄭雲燦（チョン・ウンチャン）国務総理はこれについて「情報通信インフラとIT産業分野を強化するとともに、IT技術を利用して低炭素グリーン社会を目指す『グリーン情報化』などといった新たな領域への積極的な投資が必要だ。そのため、個人や企業の創造的なソフトウェアの開発を促すための環境整備に取り組む方針だ」と述べました。
これに先立って政府は去年12月に開かれた第1回の国家情報化戦略委員会で今年中に2兆783億ウォンを投資することにするなど、国家情報化事業の施行計画を審議し、確定しています。

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