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ケーブルテレビ 中断していた地上波放送の再送信を再開

ニュース2012-01-18
ケーブルテレビ 中断していた地上波放送の再送信を再開

再送信料金をめぐるケーブルテレビと地上波テレビの対立で、16日午後から中断していたKBS第2チャンネルの再送信が17日午後、28時間ぶりに再開しました。
KBS、MBC、SBSの地上波3局とケーブルテレビ会社は17日、地上波放送再送信料金の交渉で妥結し、ケーブルテレビ各社は中断していたKBS第2チャンネルの再送信を17日午後3時から再開しました。
まず、ケーブルテレビ会社のCJハロービジョンが地上波3局と再送信料金の交渉で妥結し、ほかのケーブルテレビ会社と地上波3局との交渉も近く妥結する見通しです。
CJハロービジョンは、再送信料金の具体的な金額は公開しませんでしたが、これまでそれぞれの側が主張してきた100ウォンと280ウォンの間の金額で合意されたものとみられます。
ケーブルテレビは、2007年からこれまで5年間にわたって、KBS、MBC、SBSの地上波テレビ3社との間で地上波放送チャンネルの再送信料金をめぐって対立してきており、ケーブルテレビ各社は、交渉の戦術として16日午後からKBS第2チャンネルの再送信を中断していました。
再送信の中断で、全国2000万世帯のうちケーブルテレビに加入している1500万世帯が、KBS2チャンネルの視聴ができない状態になり、視聴者からは、ケーブルテレビ会社と地上波3局、放送通信委員会に対する強い批判の声が上がっていました。
今回の事態を受けて、放送通信委員会は、今後、放送事業者間の交渉の過程で視聴者の視聴権が侵害されることを防ぐため、放送を続けるよう命令できる放送の維持・再開命令権を新たに導入する方針を決め、今後、関連法律を改めることにしています。

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