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「金正日が在韓米軍の必要性認めた」 オルブライト元国務長官

ニュース2012-05-14
「金正日が在韓米軍の必要性認めた」 オルブライト元国務長官

金正日国防委員長が在韓米軍の必要性を認める立場を表明していたことが分かりました。
アメリカの外交消息筋が13日、明らかにしたところによりますと、オルブライト元国務長官は今月初めにシカゴ国際問題協会の講演に出席し、「2000年10月に北韓を訪問して金正日国防委員長に会い、ミサイルの射程距離など、多様な懸案について意見を交わしたが、金正日国防委員長はその過程で、韓国にアメリカ軍を駐留させることができるということを受け入れた」と語りました。
北韓は当時、朝鮮中央放送や労働新聞の論評などで、在韓米軍の無条件撤収を主張していたことを考えると、対照的な態度です。
また、オルブライト元国務長官は、「北韓は世界で最も危険な発火点の一つで、現在非常に不安定な状況に置かれており、核実験を行う可能性も高い」とした上で、「問題解決に最も重要なのは、6か国協議で中国がその役割を十分果たすことだ」と指摘しました。
オルブライト元国務長官は、現職としては北韓を訪問した最も高位級の高官です。

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