李明博（イ・ミョンバク）大統領の側近の１人で、あっせん収賄の罪に問われていた崔時仲（チェ・シジュン）前放送通信委員長に対して、ソウル中央地方裁判所は懲役2年6か月の実刑判決を言い渡しました。
崔時仲前放送通信委員長は、2006年8月からおよそ2年あまりにわたって、ソウル市内の流通団地施工会社の関係者から許認可の便宜をはかる見返りとして13回にわたって合計8億ウォンを受け取ったとして今年5月にあっせん収賄の罪で起訴されていました。
この裁判で、ソウル中央地方裁判所は14日、
崔前放送通信委員長に対し、懲役2年6か月の実刑と追徴金6億ウォンの判決を言い渡し、逃亡と証拠隠滅の恐れがあるとして保釈請求を棄却しました。
李明博大統領の諮問役ともいわれた側近の崔前放送通信委員長は2008年3月に、新たな法律により設立された放送通信委員会の初代委員長に就任して以降、李明博政権の放送政策に大きな影響を与えてきました。

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