景気低迷の影響でウイスキーの輸入が減った反面、相対的に安い日本酒や日本のビールの輸入が大幅に増えています。
関税庁によりますと、ことし1月から8月までの日本酒の輸入量は、去年の同じ期間に比べてほぼ2倍にあたる330万リットルとなり、輸入額は11.2%増えて990万ドルになりました。
また、ことし1月から8月までの日本産のビールの輸入量は、去年の同じ期間に比べて23%増えて4800万リットルとなり、輸入額は28.9%増えて4800万ドルになりました。
これに対して、ウイスキーのことし1月から8月までの輸入額は、去年の同じ期間より5.4%減少して1億3600万ドルでした。
一方、ことし1月から8月までのマッコリの輸出額は、去年の同じ期間に比べて22.4%減少して2900万ドルになりましたが、焼酎の輸出額は23.1%増えて8300万ドルになりました。
マッコリの輸出額は、2009年の600万ドルから2010年には1900万ドル、2011年には5300万ドルになり、去年までの3年間でほぼ9倍に増加していました。

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