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韓国初の原爆資料館 慶南・陜川郡にオープン

ニュース2017-08-07
韓国初の原爆資料館 慶南・陜川郡にオープン

広島に原爆が投下されて72年となった6日、韓国南部の慶尚南道陜川(キョンサンナムド・ハプチョン)郡に、韓国で初めての原爆資料館がオープンしました。
この資料館は「韓国の広島」とまで言われるほど広島との関係が深い陜川郡が、広島原爆の犠牲になった韓国人の遺品や証言、写真などを一堂に集めた韓国で初めての原爆関連資料館です。6日は被爆者や遺族らおよそ300人が集まって記念式典が行われ、陜川郡の河敞喚(ハ・チャンファン)郡守が「二度と原爆による被害がないよう非核化に向けた運動にみんなが参加する契機になることを期待します」とあいさつしました。
陜川郡には、植民地時代に強制徴用されるなどして、広島や長崎で被爆した人が多く住んでおり、資料館には、広島や長崎での原爆の被害を再現した模型や、被爆者の遺品や手記などが展示されています。一部の資料は日本の広島原爆資料館が提供しました。
記念式典のあと、広島や長崎で被爆した朝鮮人被害者7万人余りを悼む追悼式典が営まれました。

[Photo : ]

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