トランプ大統領が、北韓との関係について、「中国によって少し打撃はあったが、とても良いとみられる」という認識を示しました。
トランプ大統領は現地時間の16日、ホワイトハウスで開いた閣僚会議で、ポンペイオ国務長官から北韓に関する報告を受けたあと、「北韓との関係は、とても良いとみられる」と述べました。
しかし、「中国によって少し打撃を受けたような気がする」と述べ、中国が米朝会談の妨げになっているという認識をちらつかせました。
中国が米朝間の対話に口出しをしている理由については、米中間の貿易摩擦のためという見方を示しました。
ポンペイオ国務長官は、北韓に関する報告で、「この数か月間、さらなるミサイルの試験発射や核実験は行われなかった。北韓が明るい未来に向けて歩んでいけるよう対話が続いている」と説明しました。
また、「韓国戦争で戦死したアメリカ兵55人のものとみられる遺骨が返還され、今後も数百人の遺骨の返還が行われると期待している。進展が続いていて、近く、飛躍的な進展があることを望んでいる」と述べました。

[Photo : YONHAP News]