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国連北韓制裁委員会 人道支援を承認

ニュース2019-01-23
国連北韓制裁委員会 人道支援を承認

国連安全保障理事会の北韓制裁委員会は、四つの人道支援団体による北韓への物品搬入について、制裁の対象外として認めることにしました。
四つの団体は、ユニセフ、韓国のユージンベル財団、アメリカのクリスチャン・フレンズ・オブ・コリア、カナダのファーストステップスです。
国連の北韓制裁委員会がことしに入ってから北韓への物品搬入を承認したのは初めてです。
国連の北韓制裁委員会が制裁の例外を認めたのでは去年の2件に加えて、これで6件になりました。
ユニセフは51品目、約52万ドル相当の物品搬入が認められ、その中には病院で使用するノートパソコンやテレビ、救急車9台が含まれています。
また、アメリカのクリスチャン・フレンズ・オブ・コリアは結核や肝炎、小児患者のための物品、カナダのファーストステップスは児童の栄養失調を防ぐための豆乳供給に使われるステンレス缶、韓国のユージンベル財団はスピーカーやマイク、机などを北韓に搬入する計画です。
こうした措置について、2回目の米朝首脳会談に向けた動きが続いている中、北韓に対して非核化の決断を促す狙いがあるとされています。
韓国は北韓制裁委員会に対して、北韓へのインフルエンザ治療薬タミフルの支援や開城工業団地への韓国企業関係者の訪問について、制裁適用の除外を求めていて、今後の動きに関心が寄せられています。

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