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南北連絡事務所 撤収した北韓側職員の一部が復帰

ニュース2019-03-25
南北連絡事務所 撤収した北韓側職員の一部が復帰

韓国と北韓が去年9月、南北交流のため北韓の開城(ケソン)に開設した「南北共同連絡事務所」から今月22日、撤収していた北韓側職員の一部が復帰し、普段どおり業務を行っていることがわかりました。
統一部の当局者は記者団に対して、「25日午前8時10分ごろ、北韓側の職員が復帰し、連絡事務所で業務を続けている」と明らかにしました。
統一部の当局者によりますと「北韓側の職員は、普段どおり交代勤務で来たと話し、午前、南北連絡代表間の協議を行い、今後も普段どおり運営する予定だ」と説明したということです。
また、「北韓側は、連絡事務所が南北共同宣言に沿って事業を進めていかなければならないという考えには変わりがないと話した」ということです。
北韓側の連絡事務所には現在、連絡代表を含む4、5人ほどが勤務していますが、これまでは10人前後の職員が勤務してきたことから、まだ、通常の運営とはいえない状況です。
北韓は22日午前、韓国側に「上層部の指示に従い職員を撤収する」と通知したうえで、装備はそのままにし、書類だけ整理して職員全員を撤収させています。

[Photo : KBS News]

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