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米朝首脳会談の年内開催求める 朝鮮総連機関紙

ニュース2019-05-20
米朝首脳会談の年内開催求める 朝鮮総連機関紙

北韓は、今月4日と9日に飛翔体を発射して以来初めて、アメリカへのメッセージを示しました。
メッセージは、3回目の米朝首脳会談の年内開催を求めるもので、
北韓の立場を代弁する日本の朝鮮総連=在日本朝鮮人総連合会の機関紙「朝鮮新報」が18日付けで報じました。
それによりますと、2月の2回目の米朝首脳会談が物別れに終わったのは、アメリカが北韓に対して一方的に、「核放棄」を先に行うよう求めたことが原因であり、アメリカの譲歩が先だと改めて強調しています。
また年内に3回目の米朝首脳会談が開かれない場合、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長がハノイで表明した核実験やICBM=大陸間弾道ミサイル発射などの凍結を維持することができるかどうか、わからないと威嚇しています。
これは今月4日と9日に北韓が飛翔体を発射したあと初めて、北韓がアメリカに向けて示したメッセージとなります。
これについて専門家は、「年末までにアメリカの姿勢が変わらない場合、ICBMなどを発射するというメッセージだが、対話を促すことに重きが置かれている」という見方を示しました。
こう着状態にある非核化交渉の再開に向けて北韓が投げかけた、このメッセージに対して、アメリカがどう反応するか関心が寄せられています。

[Photo : YONHAP News]

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