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韓米合同軍事演習「同盟」 名称変更を検討か

ニュース2019-07-22
韓米合同軍事演習「同盟」 名称変更を検討か

韓国とアメリカは、有事の際、韓国軍が軍事作戦を適切にリードできる能力を備えているかどうかを検証する目的で行われる8月の韓米合同軍事演習について、名称の変更を検討している模様です。
現在、韓半島有事の際の軍事作戦を指揮する権限の「戦時作戦統制権」は、韓米連合司令部が持っていますが、これを韓国軍に移管するための検討が行われています。
軍の消息筋によりますと、韓国軍とアメリカ軍は、8月初旬から3週間行われる予定の韓米合同軍事演習について、現在の「同盟」という名称から別のものに変更することについて検討しているということです。
韓国軍とアメリカ軍は、実際の兵力を動員しない指揮所演習を、1976年から「キー・リゾルブ」という名称で行ってきましたが、これをことしから「同盟」という名称に変更し、演習の規模や実施期間を縮小して行うことにしていました。
軍の関係者は、北韓が「韓米合同軍事演習は、米朝実務交渉に影響を与えかねない」と強く反発していることを受けて、韓国軍の指揮能力検証という演習の目的を明確に示す名称に変更することを検討していると説明しています。

[Photo : YONHAP News]

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