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米大統領補佐官 来韓中に国防部訪問か

ニュース2019-07-22
米大統領補佐官 来韓中に国防部訪問か

アメリカで安全保障を担当するボルトン大統領補佐官は、今月23日と24日の韓国訪問で、国防部を訪れる見通しとなりました。
大統領府青瓦台の報道官が21日、発表したところによりますと、ボルトン補佐官は今月23日と24日に韓国を訪れ、大統領府青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官、鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防部長官とそれぞれ会談する予定です。
これについて、国防部関係者は、ボルトン補佐官はソウル・龍山(ヨンサン)にある国防部を訪れる可能性が高いと述べました。
ボルトン補佐官の国防部訪問は初めてとなります。
ボルトン補佐官と鄭長官は会談で、中東ホルムズ海峡での船舶の安全を確保するための有志連合について話し合うことになるとみられます。
アメリカ政府は現地時間の19日、アメリカに駐在する韓国など60か国あまりの外交官を集めて、ホルムズ海峡の安全保障に関する説明会を開き、各国に有志連合への参加を呼びかける方針を明らかにしています。
韓国が参加するかどうかは、青瓦台や外交部での調整がまず必要ですが、艦艇の派遣など実務的な問題は、韓米の国防当局間で協議することになります。
国防部は、アメリカがホルムズ海峡への派兵を要請する可能性に備えて、内部で多様な案を検討しているとされます。
会談では、来月に更新の期限を迎える韓日軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の問題も取り上げられるとみられます。
国防部ではこれまで、更新する方向で進めてきましたが、徴用工判決をめぐって日本による追加の経済報復が見込まれることから、協定の見直しの可能性も出ています。

[Photo : YONHAP News]

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