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韓米合同空中演習 北韓非難に米国防総省「縮小実施」を強調

ニュース2019-11-08
韓米合同空中演習 北韓非難に米国防総省「縮小実施」を強調

アメリカ国防総省は、今月中旬に予定されている韓米合同空中演習の規模を縮小して実施することを明らかにしました。
アメリカのウィリアム・バーン合同参謀副局長は、現地時間の7日、 国防総省でのブリーフィングで、具体的な兵力と航空機の動員数については言及しませんでしたが、従来の合同演習『ビジラント・エース』よりは規模を縮小する」と述べました。
北韓の度重なるミサイル発射に対応し、韓米が従来のように大規模な合同演習を行うとする分析があるなかで、こうしたアメリカの立場は、北韓が合同演習を批判する声明を発表したことを受ける形で発表されました。
これについて 、バーン副局長は、北韓との外交的な交渉の余地を残すための措置であるとしています。
韓国とアメリカは、2015年から毎年12月に空軍合同演習『ビジラント・エース』を行っており、北韓との対話局面に入った去年は、合同演習は行わず、韓国とアメリカがそれぞれ単独訓練を行っています。
こうした中、アジアを歴訪しているアメリカ国務省のスティルウェル次官補は非核化交渉の期限に関連し、「人為的なデッドラインを設定してはならない」との立場を示しました。
これは、北韓の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が非核化交渉の期限を今年末までと強調していることに対して、アメリカ側が示した初めての公式の反応です。

[Photo : YONHAP News]

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