文在寅 （ムン・ジェイン）大統領は23日、8月6日に創設50周年を迎える国防科学研究所を訪ね、戦略兵器を視察しました。 
文大統領は、この日の視察で、「世界最高レベルの正確度と破壊力を持つ最先端の戦略兵器を目にして、非常に心強い。我々は、あらゆる安全保障上の脅威を食い止め、抑制するのに、十分な国防能力を備えていると、自信を持って言える」と述べました。
また、韓国初の軍事専用通信衛星「Anasis-Ⅱ」が21日に打ち上げられたことに触れ、「軍事専用通信衛星に続き、近く、韓国の技術を使った軍事情報偵察衛星も保有できるようになることを期待している」と話しました。
文大統領は、「ことしの国防予算は、初めて50兆ウォンを超えたほか、韓米ミサイル指針の改正で、搭載される弾道ミサイルの重量の上限がなくなり、限りなく高い威力のミサイルを開発できるようになった」として、「自ら責任を持つ国防、我々の手で成し遂げる韓半島の平和に対し強い意志を持って、政府が、引き続き、後押ししてきたい」と述べました。
文大統領は、国防科学研究所に、国防分野の先端技術を民間の産業に活用できるようにし、安全やセキュリティ問題において格別に努力するよう呼びかけました。

[Photo : YONHAP News]