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金正恩委員長 台風の被災地域を視察

ニュース2020-08-28
金正恩委員長 台風の被災地域を視察

北韓の金正恩(キム・ジョンウン)委員長は、27日に上陸した台風8号の被災地を視察し、「被害が予想より少なく幸いだ」と述べました。
労働党機関紙・労働新聞が28日に報じたところによりますと、金委員長は台風8号で被災した南西部の黄海南道(ファンヘナムド)を視察し、「被害が予想より少なく幸いだ」としたうえで、「先を見越した対策で、被害を最小限に食い止めることができた」と述べ、危機対応能力が向上していると評価したということです。
金委員長はまた、農作物の被害について、復旧を急ぐよう指示したということです。
今回の台風をめぐっては、金委員長が25日、台風による被害を防ぐ対策を講じるよう指示しており、これを受けて、朝鮮中央テレビが26日朝から27日夜まで台風に関する特別番組を放送し、台風情報を繰り返し伝える異例の対応で警戒を呼びかけました。
金委員長は台風が通過した27日のうちに視察したとみられ、国民に寄り添う姿勢を示す狙いがあるものとみられています。

[Photo : YONHAP News]

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