ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

米国務副長官が来韓へ 韓米同盟や北韓問題での協力を議論

ニュース2020-12-07
米国務副長官が来韓へ 韓米同盟や北韓問題での協力を議論

アメリカのビーガン国務副長官が8日から4日間の日程で韓国を訪れます。 
外交部によりますと、ビーガン副長官は外交部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官の招きで、8日から韓国を訪れ、韓米高官級協議を行う予定だということです。
アメリカ国務省も、「ビーガン副長官が韓国への訪問期間中、韓国の当局者と会談し、インド太平洋地域の安全保障や安定、繁栄に向けた共同の約束と韓米同盟について議論する」と発表しました。
ビーガン副長官は9日、崔次官と会談したあと、外交部の李度勲(イ・ドフン)韓半島平和交渉本部長と北韓問題での協力について協議する予定です。
また11日には康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が開く夕食会に出席します。
外交部は、「ビーガン副長官は、韓米関係をはじめ、韓半島の完全な非核化と恒久的な平和定着の実質的な進展に向けた協力の在り方について協議することになる」と話しています。
ビーガン副長官は、トランプ政権の任期が来年1月20日に終わることから、副長官としての韓国訪問は今回が最後の訪問となりそうです。
これまで北韓との実務交渉を取り仕切ってきましたが、米朝交渉の再開に向けたメッセージを示すよりは、政権交代期に韓半島情勢をいかに管理するかを集中的に議論するとみられます。
なかでも、北韓がアメリカの次期政権の発足に合わせて、対米戦略を修正し、圧力をかけてくる可能性があることを念頭に置いて、韓米当局間の協議が進められる見通しです。

[Photo : YONHAP News]

新着ニュース