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特別番組

1. 文在寅政権スタート

2017-12-31

文在寅政権スタート





文在寅氏が5月10日、第19代大統領に就任しました。
朴槿恵前大統領の弾劾・罷免に伴って5月9日に行われた大統領選挙で最大野党「ともに民主党」の候補だった文在寅氏が当選、第19代大統領に就任しました。
文在寅氏は弁護士出身、故盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領の側近で、盧武鉉政権では大統領秘書室長を務めました。
朴槿恵前大統領の支援者だった崔順実(チェ・スンシル)被告による国政介入疑惑が明るみに出ると、大統領の辞任を求める大規模ろうそく集会にも参加、選挙では朴政権を強く批判し、「政権交代」を訴えました。
選挙期間中、世論調査で支持率トップを譲らず、保守層にも支持を広げ、朴槿恵政権で与党だった「セヌリ党(現自由韓国党)」の洪準杓(ホン・ジュンピョ)前慶尚南道知事、中道系の第2野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)元常任共同代表らを破って当選しました。
得票数1342万3800票、得票率41.08%を獲得、2位の自由韓国党の洪準杓候補に得票率17.05ポイントの大差をつけて圧勝しました。
2位の自由韓国党の洪準杓候補との票差は歴代の韓国大統領選挙史上最大でした。
文在寅氏は演説で、「正義感あふれる国、統合の国、原則と常識が通じる国らしい国をつくるためにともに行動してくれた、偉大な国民の偉大な勝利だ」と述べました。
「過去の弊害を清算し、国民の国、正義たる大韓民国を作りたい」としてスタートした文在寅政権ですが、北韓問題、THAAD=高高度迎撃ミサイルシステムの在韓米軍への配備をめぐって悪化した中国との関係回復、経済分野では家計債務の増加、働き口の減少など、多様な課題とリスクが横たわっています。



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