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IPC会長 北韓にパリパラリンピックへの参加を呼びかけ

ニュース2023-06-27
IPC会長 北韓にパリパラリンピックへの参加を呼びかけ

IPC=国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長は、北韓に2024年のパリパラリンピックへの参加を促しました。 
 
京畿道(キョンギド)利川(イチョン)市で開かれた「2023IPC選手フォーラム」に参加するため、韓国を訪れているパーソンズ会長は26日、韓国メディアの取材に応じ、2024年のパリパラリンピックに北韓が参加することを願うと述べました。
 
パーソンズ会長は、「北韓は2018年平昌オリンピック・パラリンピックに参加して、韓国と共に平和と融和のメッセージを世界に伝えた。まだ出場できる機会があるので、積極的に参加してほしい」と述べました。
 
IOC=国際オリンピック委員会は、北韓が、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、2020年東京オリンピック・パラリンピックに参加しなかったことから、北韓に対し、オリンピックの参加資格を停止する処分を出していました。当時、IPCは、処分を出しておらず、IOCが出した処分も、去年末に終了しています。
 
パーソンズ会長はまた、「平昌オリンピックでは、韓国と北韓の選手団が合同入場し、平和のメッセージを伝えたが、平昌パラリンピックではそれができなかった。パリパラリンピックで合同入場をしてもしなくても、私はその決定を尊重し支持する」と話しました。
 
平昌オリンピックの開会式では、韓国と北韓の選手団が統一旗を掲げ、合同で入場しました。しかし、平昌パラリンピックの開会式では、独島(トクト)を含む統一旗の使用が認められなかった問題をめぐり、韓国と北韓で意見が分かれたため、合同入場はできませんでした。

[Photo : YONHAP News]

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