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北韓 韓国外相の中国訪問と韓中の関係改善をけん制

ニュース2024-05-17
北韓 韓国外相の中国訪問と韓中の関係改善をけん制

外交部の趙兌烈(チョ・テヨル)長官が中国を訪問し、外相会談を行ったことについて、北韓は談話を発表し、韓国と中国の関係改善を強くけん制しました。  
 
北韓外務省の朴明浩(パク・ミョンホ)外務次官は16日、朝鮮中央通信を通じて談話を発表し、「アメリカ主導の反中国軍事同盟に賛同している立場で中国を訪れ、関係改善を口にする大韓民国の図々しさが明らかになった」と述べた上で、韓国がアメリカ主導の反中国軍事同盟に賛同する限り、韓半島の安定は期待できないと批判しました。
 
朴外務次官はまた、「韓国の外交官らがもの乞い外交でどんな手をつくそうと、われわれは、われわれの生命と同じである主権的権利を絶対に放棄しない」と強調しました。
 
これについて、韓国外交部の副報道官は定例の会見で、「北韓の主張は考慮する価値もない」と批判し、「韓半島政策を巡る中国の立場に変わりはなく、韓国と中国の共同の利益に関わる韓半島問題を解決するため、共に建設的な協力策を模索していく」と反論しました。
 
趙長官は今月13日から14日まで中国北京を訪問していて、韓国と中国の外相会談が北京で開かれたのは、2017年11月以来、6年半ぶりです。

[Photo : YONHAP News]

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