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北韓、東海と西海上に130発の砲撃 軍事演習や制裁に反発か

ニュース2022-12-05
北韓、東海と西海上に130発の砲撃 軍事演習や制裁に反発か

北韓が5日午後、韓半島東の海、東海(トンヘ)と、西の海、西海(ソヘ)へ、あわせて130発あまりの砲撃を行いました。 

韓国軍の合同参謀本部によりますと、北韓は午後2時59分ごろから東部・江原道(カンウォンド)と西部・黄海南道(ファンヘナムド)からそれぞれ、東海と西海へ向けて合計130発あまりの砲撃を行いました。

また、砲撃は海上の南北境界線であるNLL=北方限界線の北側の緩衝区域内に着弾したということです。 

これに対して、韓国軍は、2018年9月の南北軍事合意に違反した行為だとして、警告通信を繰り返しました。

また韓国軍は、米軍と協調して監視態勢を強化したと明らかにしました。

北韓の武力挑発は先月18日に長距離弾道ミサイル「火星17」を発射して以降、17日ぶりで、韓国軍とアメリカ軍が5日から6日にかけて、軍事境界線近くの江原道(カンウォンド) 鉄原(チョルウォン)で行っている射撃演習に反発したものとみられます。

さらに、韓日米3か国が2日、北韓の核・ミサイル開発などに関与した個人や団体をそれぞれ独自制裁の対象に新たに指定したことに対する反発とみられます。

[Photo : YONHAP News]

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