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尹大統領 アメリカでの外交日程を終え帰国

ニュース2023-09-25
尹大統領 アメリカでの外交日程を終え帰国

尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、アメリカ・ニューヨークで開かれた国連総会での演説や諸外国との首脳会談などの外交日程を終え、23日の午後、帰国しました。 
 
尹大統領は今月18日から4泊6日の日程で、ニューヨークを訪問し、20日に国連総会で演説しました。
 
尹大統領は演説で、北韓とロシアが軍事協力の動きをみせていることについて、「北韓とロシアの軍事取引は、ウクライナだけでなく、韓国の安全保障と平和を直接狙った挑発だ。韓国と同盟国は、これを見過ごさない」と非難しました。 

また、安保理の常任理事国である中国とロシアの反対により、北韓に対する追加の制裁を行うことができず、ロシアにウクライナへの侵攻の責任を問うことができていない現状を踏まえ、安保理の改革の必要性を指摘しました。
 
これに対し、ロシアは反発しており、今後、ロシアとの関係をどう調整していくかが課題となっています。
 
尹大統領はまた、ニューヨークに滞在中の5日間で、41か国の首脳と会談し、2030年万博の釜山誘致への支持を呼びかけました。
 
なかでも、ヨーロッパのモンテネグロやボスニアヘルツェゴビナ、アフリカのブルンジ共和国、南アジアのネパールなど9か国とは、国交樹立以降、初めての首脳会談を行いました。
 
一方、北韓の朝鮮中央通信は25日、尹大統領が国連総会の演説で、北韓とロシアの軍事協力を批判したことについて、「近隣諸国が緊密な関係を維持するのは当然で正常なことだ」と反発しました。
 
朝鮮中央通信はまた、尹大統領がアメリカの代弁者となって、北韓とロシアとの友好的な協力関係を悪意を持って中傷していると非難しました。

[Photo : YONHAP News]

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