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ソウルで「国軍の日」 の軍事パレード

ニュース2023-09-26
ソウルで「国軍の日」 の軍事パレード

ソウル市内で10月1日の「国軍の日」を記念する軍事パレードが26日、行われます。 
 
国防部は、ことしで75回目を迎える「国軍の日」を記念して、26日の午後4時からソウル市内の光化門(クァンファムン)と南大門(ナンデムン)の周辺で軍事パレードを行います。

市街地で軍事パレードが行われるのは、2013年以来、10年ぶりです。
 
軍事パレードは、1998年から5年に一度、行われていましたが、先の文在寅(ムン・ジェイン)政権では、南北関係などを考慮してパレードを行いませんでした。
 
今回のパレードには、ポーランドへの輸出が決まっている戦車「K2」をはじめ、多連装ロケットシステム「天舞(チョンム)」、「韓国型サード(THAAD)」と呼ばれる長距離地対空ミサイル「L-SAM」、海兵隊の上陸突撃装甲車、そして攻撃型ドローンなど、先端兵器が披露されるということです。
 
また、北韓の核攻撃を抑止する手段の中心となる弾道ミサイルが初めて一般に公開されるほか、海軍の次世代イージス艦「正祖(チョンジョ)大王艦艇」もAR=拡張現実の技術を利用してパレードで披露されます。
 
陸・海・空軍と海兵隊の兵士4000人もパレードに参加する予定です。

また、韓米同盟を象徴して、韓国に駐留するアメリカ軍も初めて参加するということです。
 
一方、国防部は軍事パレードに先立ち、同じ日の午前9時から京畿道(キョンギド)城南(ソンナム)のソウル空港で記念式典を行い、超音速戦闘機「KF-21」など、韓国が開発した兵器を公開しました。

式典に参加した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、「政府は強固な韓米同盟を基に、韓日米の安保協力をより強化し、友好国と緊密に連携し強力な安保態勢を確立させていく」としたうえで、「北韓が核を使用する場合は、韓米同盟の圧倒的な対応を通じて北韓政権を終息させる」と述べました。

[Photo : YONHAP News]

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