ニュース

韓半島 A to Z

主なニュース

韓国海軍 国連軍司令部加盟の5か国と機雷戦訓練を実施

ニュース2023-10-19
韓国海軍 国連軍司令部加盟の5か国と機雷戦訓練を実施

韓国海軍は、国連軍司令部に加盟する国のうち、アメリカなど5か国とともに、韓国南方の海域で、機雷を使った実戦訓練を行います。  
 
今回の訓練は、有事に備えて、韓半島全域で想定される機雷戦の状況についてより正確に把握し、多国間の連携を強化する目的で、今月19日から27日まで、韓国の南海に浮かぶ巨済島(コジェド)の周辺で行われます。
 
韓国海軍からは、機雷を海中に設置するための艦艇など8隻に加え、航空機2機と爆発物処理班が参加します。
 
アメリカ海軍からは、機雷を除去するための掃海艦「パイオニア」など艦艇3隻と航空機3機が参加し、ベルギー、カナダ、ニュージーランド、フィリピンの海軍からは、爆発物の処理班や無人潜水艇の運用班が派遣されます。
 
そのほか、オーストラリアやオマーン、アラブ首長国連邦、コロンビアなど9か国は、海軍の関係者を派遣し、訓練を参観します。
 
参加各国は、釜山(プサン)にある多国間機雷戦センターの指揮のもと、有人および無人の複合機雷に対応するための訓練や、掃海ヘリによる機雷探知、浮遊している機雷の爆破訓練などを実施します。
 
海軍は、今回の訓練を通じて、参加する各国の海軍とともに指揮統制能力と作戦の遂行能力を高めるとともに、無人のシステムをさらに活用するための方策を模索する方針です。

[Photo : ]

新着ニュース