アメリカ軍のB1B戦略爆撃機が20日の午後、韓半島上空で、韓国軍、そして日本の自衛隊と合同で、空中訓練を行いました。 

韓国軍の合同参謀本部が20日明らかにしたところによりますと、アメリカ軍のB1B戦略爆撃機が20日午後、韓半島上空に展開し、韓国の済州島と日本の九州の間にある、韓日の防空識別圏が重なる地域で、韓日米3か国の戦闘機による空中訓練を行ったということです。 

B1Bは、B52、B2とともに、アメリカの「3大戦略爆撃機」と呼ばれ、北韓の指導部がもっとも恐れる兵器の一つとされています。

アメリカの戦略爆撃機が韓半島に展開したのは、今回で13回目で、3か国による空中訓練は今年2回行われています。

韓国軍は、「今年4月の韓日米3か国の首脳会談で合意した国防分野の合意内容を反映し、北韓が新型の大陸間弾道ミサイルを試験発射するなど、核やミサイルの脅威が高まっていることに共同で対応するためのものだ」と説明しています。

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