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北韓とロシアの観光交流 さらに活発に

ニュース2024-02-14
北韓とロシアの観光交流 さらに活発に

北韓は、新型コロナウイルスの水際対策として行っていた入国制限を解除したあと初めての外国人観光客として、今月、ロシアからの団体旅行客を受け入れていますが、来月もロシアのグループツアーが北韓を訪問するということで、北韓はロシアからの観光客の誘致を積極的に進めています。 
 
ロシアのインターファクス通信が13日に報じたところによりますと、ロシアは今月に続いて、来月にも団体旅行客を北韓に送る予定だということです。
 
今月9日、コロナ後初めて、ロシア沿海地方からの観光団が北韓を訪問し、平壌の金日成(キム・イルソン)広場や、東部の沿岸都市、元山(ウォンサン)の馬息嶺(マシンニョン)スキー場などを訪問したあと、12日に帰国の途に就きました。

ロシア沿海地方の国際協力局によりますと、第2段のツアーは3泊4日、第3段は4泊5日の日程で、来月、北韓を訪問するということです。
 
北韓当局は、ロシアなど外国人観光客の誘致に向け、元山にある広大な葛麻(カルマ)海岸観光地区の工事を早期に完了する予定だということです。
 
北韓はまた、ロシアからのさらに多くの観光客を誘致する方策として、ロシアの沿海州に繋がる陸路と海路を活用する案にも関心を示しています。
 
北韓に駐在するロシアのマツェゴラ大使は、メディアとのインタビューで、北韓とロシアが以前、羅津(ラジン)港とウラジオストク港を結ぶフェリーを運航していたことにふれ、「この路線は人気が高かったため、運航が近く再開されることを願う」と述べました。
 
ロシアの団体旅行客による北韓への訪問は、去年9月に開かれた金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長とプーチン大統領による首脳会談での合意を受けたものだということです。

[Photo : KBS News]

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